
出来る人は学習のために“手書きノートを使用する”
DXオンライン時代。
なぜ出来る人は学習のためにわざわざ“手書きのメモをする”?というテーマについてお話ししていきます。
最近は、会社の会議や外部のセミナーに参加している人を見わたすと、
パソコンを広げている人とノートを広げてメモを取る人。
この2種類のタイプに分かれています。
割合的にはどうでしょう・・・。
今や7対3といった形で“手書き”でメモを取るひとより、
自身のパソコンのメモにカタカタと要点を打ち込んでいる人が多く見られます。
これには、どちらが正解、不正解もなく、どちらでも良いのですが、
筆者は“手書き”ノートを使うことを是非ともお勧めします。
DXオンライン時代に“手書き”のメリットとは?
では、そもそもなぜ私がこのデジタル時代に“手書き”にこだわるのかというと
「手書き」には手書きのメリットが沢山あるからです。
手書きのメリットとは?
先ずは、手書きする──つまり手で文字を書くと、
パソコンやスマートフォンで文字を入力するよりもより記憶に定着しやすいと言われています。
皆さんも幼い頃、新しい漢字を覚える時、
「手書きで同じ字をノートに繰り返し繰り返し“書いて覚える”」ということを
一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
逆にパソコンやスマホに文字を何度入力しても絶対に覚えられっこない、
と多くの人が感じることでしょう。
まさに手書きのほうが記憶に定着するという例だと感じています。
それだけでなく、ペンを持って紙の上で走らせる、という触覚を使う複雑な動きは脳を刺激し、
脳の複数の領域を同時に活性化してくれるといいます。
次に、手書きで文字にすることで頭の中で考えていることを、
目と、手を動かし、繰り返すことで「見える化」ができるということです。
例えば毎朝、“今日やらなければならないこと”を、手で書き出すことで、
考えていることをすべてはきだし、文字にして整理できます。
頭の中で考えているだけだと「あれもこれも、早くやらなくちゃ」と焦って混乱してしまいがちですが、
やることを書き出すことによってタスクの内容や量、優先順位を把握できるため、
落ち着いてこなしていくことできます。さらに、できなかったことは、
翌日もう一度、書き写すことをすると、また繰り返しになるため、
その時間で「これは本当にやるきことなんだろうか?」と事柄について考えることができます。
DXオンライン時代だからこそ効率を求める前に真のゴールを!!
話を戻すと、DXオンライン時代。
一見、会議やちょっとしたメモはクラウド上に残しておくことは効率が良いでしょう。
しかし、真の効率の良さとはなにかと考えると、
「自分にその事柄(学習や成長)が定着すること」
自身のために書いたメモは何のため?誰のためを考えると、
手書きが結局、いちばん効果的であると考えられます。
手で書けば、「考える」ことと「感じる」ことも同時にできます。
DXオンライン時代はスピードばかりが礼賛され、
「便利なものこそ効率がいい」と考えられていますが、
真の目的やゴールは何かを考えて自分の学習や成長へ向けての近道は何かを考えるようにしましょう。
多くの有名な経営者の方も手書きノートを使って「1日1行」の日記を書くとこを習慣にしている人が多いそうです。
その理由もやはり、手を動かし「見える化」することにより、
現在の状況をキャッチすることができたり、
1日に得た気づきのなかでもっとも重要なものをしぼり切って、
次の行動につながるひらめきも生まれます。
私自身もノートに手書きをし始めて、
「頭のごちゃごちゃが片づいた」
「仕事の生産性があがった」
「先延ばしのタスクが減った」
「自分にとって本当に大切なことに集中できるようになった」
など沢山のいいことがありました。
そして、これを毎日、繰り返すことで、
あらゆるシーンで自分の成長につながる材料を逃さないという意識づけにもなりそうです。









