
「方眼ノート」や「ドット方眼ノート」って、よく聞くけれど何が違うの?
その答えは、**“縦横の罫線で思考を整理できる”**という構造にあります。
自由度が高く、図形も文字もバランスよく書けるのが魅力。
罫線がない無地ノートは確かに自由ですが、フリーハンドでは見返したときに
まとまりがなく感じることもありますよね。
方眼ノートなら「行頭や行間を揃えやすい」「図やグラフを描きやすい」「余白を取りやすい」など、
書きやすさと整理のしやすさが両立するのが大きなメリットです。
方眼ノートの効果|思考が整う“賢くなるノート”
方眼ノートを使うと、次のような効果があるといわれています。
記憶力アップ
ロジカルな考え方が身につく
問題解決能力の向上
プレゼン力の強化
これらはすべて、「見やすく整理されたノート」だからこそ得られる力。
誰が見てもわかりやすいノートには、共通する特徴があります。
文字のサイズや行間が揃っている
色を使いすぎず、3色程度に抑えられている
適度な余白がある
図・グラフ・イラストを交えている
方眼ノートは、これらを自然に実現できるレイアウト。
つまり、“きれいなノート=理解しやすい思考”を生むツールなんです。
黄金の三分割ノート術|東大生も実践するロジカル思考法

東大合格者や外資系コンサルタントが活用しているといわれるのが、
**「黄金の三分割ノート術」**です。
使い方はとてもシンプル。ページを縦に3分割して、
左から「事実」「解釈」「行動」を書くだけ。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| ① 事実 | 現状・問題点・出来事など |
| ② 解釈 | 気づき・課題・自分の考え |
| ③ 行動 | 解決策・次のアクション |
順番に書くだけで、情報が整理され、考える力が自然と鍛えられます。
仕事でも商談メモや会議記録などに応用できます。
コーネル式ノート術|世界で愛される学習ノート法

次に紹介するのは、アメリカ・コーネル大学発の**「コーネル式ノート術」**。
学生からビジネスパーソンまで幅広く使われている定番のノート法です。
ノートを3つのエリアに分けます。
右の広いスペース:メモ(授業・会議内容など)
左の細いスペース:キーワード・疑問点
下のスペース:要点・まとめ・考察
講義内容や会議メモを「整理しながら理解する」ことができ、
復習時には要点だけを見返すだけで記憶の定着もスムーズに。
筆者(27歳女性イラストレーター)も大学時代にこの方法を活用しており、
「講義中に“ここ出ます”って教授の一言を拾えたおかげで救われた(笑)」とのことです。
方眼ノートは“伝える力”を鍛えるツール
図やグラフ、イラストを描き込みながら整理できる方眼ノートは、
思考整理ツールであると同時に、プレゼン資料にもなるのが魅力。
学んだ内容を図解でまとめることで、説明力や表現力も自然と磨かれます。
セミナー・講義・打ち合わせなど、どんな場面でも再現性を持たせるのがコツです。
【まとめ】方眼ノートで“考える力”をデザインしよう
横罫ノートに慣れている人こそ、一度は試してほしい方眼ノート。
日々のメモが「自分の考えを整理する力」や「発想を育てる力」に変わります。ノートは、ただ書くものではなく、“自分を育てる道具”です。
あなたも今日から、方眼ノートで賢い習慣をはじめてみませんか?








