スケジュール管理の“手書きとデジタル”

予定が複雑で忙しい今だからこそ、手帳(手書き)とスマホのカレンダー(デジタル)を併用する人が増えています。
両方の長所を組み合わせれば、「見渡しやすさ」と「通知・共有」のいいとこ取りができます。
ここでは、それぞれのメリットと、抜け漏れを防ぎつつ気持ちよく続く併用術を解説します。

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手書き(手帳)のメリット|“見渡し・創造・記憶”に強い

 

  • 俯瞰しやすい:月間・週間を“紙面で一望”。重なりや空き時間が直感で把握できる。

  • カスタマイズ自在:色分け・シール・マーカーで“自分仕様”。重要度が一目でわかる。

  • 書く刺激で思考が深まる:図や矢印を書き足しながらアイデアが広がる。

  • どこでも即メモ:会議中やオフラインでも使える“確実性”。

余白にラフや図を描けるのは、手書きならでは。予定だけでなく“考え”まで残せます。

 

デジタル(スマホ・PCカレンダー)のメリット|“通知・共有・検索”に強い

 

  • リマインド機能:1週間前/前日/1時間前…など複数通知で抜け漏れ防止。

  • 変更に強い:日程の移動・繰り返し設定・場所や参加者の追加がワンタップ。

  • 同期・バックアップ:複数デバイスで最新状態を共有。紛失時も安心。

  • 地図・電話との連携:住所タップで地図起動、メモの番号タップで即発信。

変更が多い案件や、他部署と共有するミーティングにはデジタルが無敵です。

 

併用のコツ|“設計”を決めれば迷わない

 

併用を続けるコツは、「何を手帳に書き、何をデジタルに入れるか」を先に決めること。おすすめの基本設計はコレ。

役割分担(おすすめ)

  • 手帳(マスター視点):月間・週間の俯瞰/思考メモ/優先度の整理/理想の一週間プラン

  • デジタル(実行視点):確定予定/アラームが必要なToDo/共有が必要な会議

実践フロー(毎日5分)

  1. 手帳で一日を設計:今日のTOP3・時間帯ブロック・移動や隙間時間も可視化

  2. 重要予定はデジタルへ複製:通知をセット(例:前日18:00/1時間前)

  3. 変更はデジタル側で:動的変更に強いほうで調整→手帳に矢印や追記で反映

  4. 夜に軽くふり返り:できたこと・次に回すこと・学びを手帳にメモ

迷ったら「手帳=計画と内省、デジタル=共有と通知」と覚えておくとラクです。

よくある悩みと対処法(Q&A)

Q. 二重入力が面倒…
A. すべて二重にしない。**“通知が必要な予定だけ”**デジタルへ。手帳は俯瞰と思考に特化。

Q. 直前で予定がよく変わる
A. 変更はデジタルで完結。紙は**“矢印記号+日付”**で転記。消えるボールペンも活用。

Q. 手帳が続かない
A. まずは週間ページだけ。予定を書くだけでOK。余白に“今日の一言”を1行で。

Q. デジタルの通知が多すぎ
A. 通知は2回まで(前日・直前)。ToDoは“締切だけ通知”にすると静かに回る。

今日からできる“ハイブリッド設定”

  • 色ルール:手帳=私用青/仕事赤/成長緑。デジタルも同色タグで合わせる。

  • 時短テンプレ:手帳の見開きに「今週のTOP3・ToDo箱・メモ箱」を固定枠に。

  • ブロック法:午前=深い仕事、午後=会議/連絡、夕方=ふり返り。時間に“役割”を持たせる。

  • スキマ活用:移動15分は“連絡・承認”枠に。デジタルの通知で着火。

 

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まとめ|“二刀流”がいちばん軽やか

手帳の俯瞰・創造・記録と、デジタルの通知・共有・柔軟性
どちらかを諦めるのではなく、役割を分けて併用するのが最適解です。
あなたの生活や仕事のリズムに合わせて、**“自分にちょうどいいバランス”**を見つけてくださいね。


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