
今は制作の多くをデジタルで行いますが、受注〜納品までの“要”はノート。
スケジュール、見積もりの根拠、アイデア出し、タッチ練習、配色や技法メモ、プロセス記録——
これらを一冊に集約できるから、創造性も信頼も同時に上がります。
依頼に対して「いつ仕上げられるか」を自信をもって答えられるのは、
自分の作業時間と流れがノートで可視化されているからこそ。
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ノートで伸びる“6つの力”

① ひらめきを逃さない(即スケッチ/即メモ)
② 配色・技法の再現性(次案件で迷わない)
③ 著作権意識とリファレンス管理(引用元を明記)
④ 進行と納期の見える化(信頼の源)
⑤ 練習の習慣化(タッチの幅が広がる)
⑥ プロセスの資産化(実績解説=営業力)
イラストレーターのノート活用 ①〜③

① スケッチとアイデアのメモ
- 常時携帯のミニノート(A6/B6推奨)を“ひらめき入れ”に。 
- ラフの脇に3語メモ(目的/ターゲット/感情)。 
- 5分スケッチ(街の人、手、布、雲…)を毎日1枚。観察力が絵を変えます。 
② カラーパレット&技法メモ
- HEX/CMYK/RGBと、使いどころ(主役・背景・アクセント)を一行解説。 
- ブラシ設定/テクスチャ手順(不透明度・合成モード・ノイズ量)を手順で。 
- “その色が与える印象”を言語化(温かい/静けさ/ノスタルジー など)。 
③ 参考画像の収集(著作権メモはセット)
- 参考元はURL/書名/作者/発行年を明記。 
- その要素の“何を”参考にするのか(配色/構図/質感)を限定しておく。 
- 参考を自分の解釈に変換するための“派生スケッチ”を1枚必ず描く。 
イラストレーターのノート活用 ④〜⑥

④ プロジェクト管理(見える化=信頼)
- 見開き左:要件定義(ターゲット/用途/サイズ/点数/テイスト) 
- 右:WBS(ラフ→清書→着彩→修正→入稿)と見積もり所要時間 
- 締切→中間提出→確認→納品をタイムライン化。 
- 実作業の所要を実績として記録=次案件の納期回答が正確に。 
⑤ 練習用ページ(気楽に、でも戦略的に)
- テーマ練習:手・髪・布・ガラス・金属・食べ物…弱点を集中攻略。 
- タッチカタログ:3〜5種の自分タッチを見開きで比較(線、塗り、質感)。 
- 時間制限スケッチ(3分/10分/25分)で“仕上げ感”の底上げ。 
⑥ プロセスの記録(営業資料にもなる)
- 使ったツール/ブラシ/レイヤー構成、詰まった箇所と解決策を一言で。 
- ラフ→配色ラフ→清書→仕上げを小サムネで並べる。 
- “制作の意図”を1段落。ポートフォリオの解説文がそのまま完成。 
ページ設計テンプレ
案件シート(見開き)
技法メモ(片ページ)
紙×デジタルの最適分担
- 紙ノート:発想・俯瞰・練習・打合せメモ・配色試行 
- デジタル:カレンダー通知/ファイル版管理/請求・見積の履歴 
- 紙で決めた仕様はスマホ撮影→案件フォルダへ即アップ(迷子防止)。 
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つまずき別・即効リカバリ
- アイデアが出ない → 朝の3分観察スケッチ+「3語メモ」から始める 
- 納期見誤り → 実作業時間を毎回ログ。次回見積は“実績×1.2倍”で安全に 
- タッチが定まらない → 3〜5スタイルに一度限定して深掘り→徐々に拡張 
- 参考の扱いが不安 → 出典明記+要素の限定(配色だけ/構図の比率だけ 
まとめ|“ノート=創造性と信頼の土台”
ノートは、ひらめきを形にし、品質を再現し、納期を守るための相棒。
一冊に思考・技法・時間・結果を集めれば、創造性も仕事の信用もぐっと上がります。
今日の1ページが、明日の依頼につながります。








